インド洋に浮かぶ小さな島国「スリランカ」。スリランカの旧国名「セイロン」は紅茶の代名詞として残っており、セイロンティーの名で世界中で親しまれています。セイロンティーは水色、味、香りの3要素のバランスが良く、クセのないマイルドな味わいで、ストレートはもちろん、ミルクやジンジャーを入れるなど幅広いバリエーションでお楽しみいただけます。
スリランカにおける紅茶の栽培は標高により3つに区分されます。中でも標高1,300m以上の茶園や製茶工場で生産される高地産(ハイ・グロウン)の紅茶は高級品にランクされており、andasandaで取り扱っているディンブラやヌワラエリヤはハイ・グロウンに区分されています。数種類ある紅茶のグレード(茶葉の形状と大きさの区分)の中から、andasandaでは4種類のグレードを用意しています。
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FP(フラワリーペコー)
芯芽を多く含むペコーの上級品です。淡く透き通った水色で甘い香味が特徴です。
OP(オレンジペコー)
枝先から2番目の若い葉でフルリーフタイプの茶葉です。じっくり抽出することで豊かな甘味を感じます。
BOP(ブロークンオレンジペコー)
オレンジペコーの茶葉をカットしたものです。水色は深く香りも優れています。
BOPF(ブロークンオレンジペコーファニングス)
BOPをさらに細かくカットしたものです。水色は深く早く抽出されます。
TEA REGIONS
スリランカでは現在7つの産地の紅茶が
栽培されておりますが、andasandaでは
その内の5大産地の紅茶をご用意しております。産地ごとに異なる特徴と魅力があり、標高の違いによって高地産、中地産、低地産に分けられます。
高地産のウバ、ヌワラエリヤ、ディンブラはしっかりとした渋みとコクがあり豊かな香りが特徴です。
中地産のキャンディはクセが少なくソフトな味わいの中に深いコクを感じます。
低地産のルフナは緩やかな渋みながら濃厚な味わいと甘い風味があります。
茶葉の買付については、現地パートナーが納得のいった物を買付しており、出来によっては新茶を購入しないこともあります。